オーサーズカフェ

5月25日のオーサーズカフェは「LCC登場で変わる旅のスタイル」

LCC登場で変わる旅のスタイル

相模女子大学 人間社会学部社会マネジメント学科 教授
湧口 清隆氏

1820年代に鉄道が登場した時、当時の知識人は、鉄道は「同じ列車・同じ力」で老若男女あらゆる階層の人を運ぶ「平等と博愛の倦むことなき教師」と見なした。1970年代、ジャンボ機(B747型機)が普及するなかで、まさしく飛行機もそのような交通手段となった。しかし、LCCの登場は、再び飛行機の旅を階級別移動手段に戻しつつある。LCCの登場は旅のスタイルをどのように変えていくのか、従来の大手航空会社とLCC双方の動きを眺めながら考えていきたい。

14:00~15:00 ロビー2