4月28日 オーサーズカフェ 「動物福祉(アニマルウェルフェア)に配慮した畜産食品の生産と流通の課題と考え方」
動物福祉(アニマルウェルフェア)に配慮した畜産食品の生産と流通の課題と考え方
麻布大学 獣医学部動物応用科学科 教授
大木 茂氏
アニマルウェルフェア(AW)に配慮した畜産生産は、EUだけでなく米国などでも急速広がりつつある。卵では、ケージで飼養しないケージフリーや庭を歩き回るフリーレンジなどが商品として広がりつつある。またブロイラーは、もともとケージで飼養していないが、小屋の中で1羽当たり飼育面積を広げる動きが進んでいる。加えて、ワンヘルスという考え方で、抗生物質や合成抗菌剤を使わないブロイラー飼育が急激に広がっているのも米国の特徴である。最後に今後の日本畜産と食の方向性を考えてみたい。
14:00~15:00 ロビー2