3月24日のオーサーズカフェは「桜のはなし」
桜のはなし
玉川大学 名誉教授/日本櫻学会 会長/自然環境復元協会 理事長
石川 晶生氏
春夏秋冬、日本の自然はそれぞれに美しくとても豊かです。自然と共に生きてきた農耕の民にとって、桜の開花は春の訪れを知らせてくれる使者です。ここから春の芽吹きが広がりすべてが始まるのです。
わが国には美しい桜が多く、花見の文化もあります。これらの桜にはどのようなものがあるのでしょう。野生の桜は10種ほどで、どれも清楚で美しく個性的です。これらを基本にして艶やかな園芸品種(里桜)が数多く生まれています。その代表は染井吉野でしょうか。この桜の開花によって桜前線が一気に北上し、日本列島の春爛漫を演出してくれます。今回は日本を代表する花、桜という樹木についてのおはなしを致します。どうぞ気軽に聞いて頂きたいと思います。
14:00~15:00 ロビー2