3月25日のオーサーズカフェは「桜のはなし」
桜のはなし
玉川大学 名誉教授/日本櫻学会 会長/自然環境復元協会 理事長
石川 晶生氏
日本には春夏秋冬、それぞれに特徴的な季節の変化があり、自然がとても豊かです。その中でも特に「さくら」と聞くと何故か心が弾みます。自然と共に歩んできた日本人の心がそうさせるのでしょうか。春は桜の生命が蘇り、すべての始まりとなるのです。桜は生き物、桜の開花と共に春が日本列島を一気に北上していきます。
我が国には花見の文化があり、桜花に対する特別な感情があります。桜にはどのようなものがあるのでしょう。野生の桜は清楚で美しく、園芸品種には艶やかな美しさがありますが、野生のものは10種ほど、それらを基本にして様々な園芸品種が生まれました。今回はこれらの紹介と、桜という樹木についてのお話しをしたいと考えています。気楽に聞い頂きたいと思います。
14:00~15:00 ロビー2