1月9日 オーサーズカフェ 「戦後相模原の都市化と産業・経済」
1月9日 オーサーズカフェ 「戦後相模原の都市化と産業・経済」
桜美林大学 資格・教職センター 教授
浜田 弘明 氏
平坦で人家の少なかった畑作農村の相模原には、昭和10年代以降、陸軍士官学校を皮切りに、さまざまな陸軍施設が建設され「軍都」と化しました。敗戦後は、軍都計画により整備された都市基盤をベースに、首都圏整備法市街地開発区域の適用によって町田と一体的に急速な都市化が進みました。そして平成の時代に入り、戦後市制を施行した都市としては唯一、政令市となりましたが、こうした背景を、地理的観点から眺めてみたことについてお話します。